一人目の長女の出産パターン。(長男の方がもっとヤバかった)
夜中の3時頃にズボンがびしょびしょで起きた。
(んっ?お漏らし?なんかすんげー濡れてるんだけど)ってなって、濡れてる部分を触って匂いを嗅いだら、
違う!おしっこの匂いじゃない!なんか全然違う匂いがする!何かの液みたいな匂い。
あっもしかして破水かも!
病院に電話し、すぐに来てくださいといわれたので即荷物まとめて旦那と一緒に病院に向かった。
その時はお腹も痛くないし、正直ワタシは
便秘症で腹痛には慣れてるし余裕じゃね?とか思ってた。(無知って怖い)
破水してるから陣痛がいつきてもおかしくないということでそのまま入院になった。
陣痛待ちなのでそれまでベッドでゆっくりと過ごしていた。お昼過ぎても何ともなくて、普通にご飯も食べてた。
まだ陣痛もきてないのに、あぁこんなもんか、
意外と出産って楽勝かもなっ☆とか考えてた。
そこで急に母が、「初孫だし、初出産だし、写真とムービー撮りたいからデジカメ買ってくる☆」といって急に家電屋さんに買い物に行った。
そして14時過ぎ頃から異変は起こった。
なんか腹痛い腹痛い、痛い〜けどしばらくしたら落ち着く〜みたいなのを繰り返してた。
まぁ腹痛くなる時はなかなか痛いけど、どうにかこうにか耐えられるかも!
これはイケる☆と確信した。
そして夕方、全ての考えがくつがえされる結果となった。
待って!死ぬ!ヤバイ死んだ!遺書かいてねぇやべ!とか考えるまでになっていた‥。
まずこの食いしん坊のワタシがご飯食べることができなかった。(当たり前だ)
激痛で転げ回っていた。しかも個室を選んでしまったために、ベッドの個室は空いてなくて、座敷の部屋だった。(起き上がるのしんどいよ〜)
座敷でひたすらうなって転げ回っていた。
うちの母がワタシの激痛ぶりと豹変ぶりであまりの恐怖に涙目になっていた。
しかも母は帝王切開でワタシを産んでいるため、陣痛経験がなくわからなかったのだ。
娘がヤバそうだ、どうしようやべぇもうこれはさすがに陣痛だよね?陣痛きてるよね?と思い、ナースコールした。
そしたら助産師?さんがきて、「どんな感じの痛み?」と聞いてきた。
そこでワタシは素直に、
サバイバルナイフでえぐられてるような激しい痛みと答えたら
助産師さんは「えっ?」って苦笑いして、「うーん、まだきてないよー大丈夫大丈夫、もっと激しくなったらねー」といって、どっかにいなくなった。
はぁ?こいつまじ叩きのめそうかな と思った。
んで放置されたのでしばらくまた激痛に耐えることになった。
またしばらくたって、もうそろそろ死ぬぞ?いいんだな…?というぐらいヤバくて‥
旦那と母がさすがにワタシのあまりにも苦しそうな姿に、
ヤバイだろ死んじまうぞ!とまた焦り始めて、ナースコールした。
そして女の人がきて、なんか機械みたいなやつで陣痛の波を測るみたいなのをやって、
んっーそろそろだけどまだ大丈夫だはず〜とか言いやがってまた放置。
はぁ!?こんなに死にそうなのに!?殺人鬼め!とマジで憎んだね。
そして、しばらくたってさすがにもう無理で、またナースコールして、きてもらった。
じゃあ、どれぐらい子宮口が開いてるかみてみようねー、分娩台にいこうねーって。
その時点でワタシはもう歩けもしない状況だった。なので車椅子で分娩台まで運ばれた。
運ばれてる途中でおしっこも全部漏らした。もう完全におかしくなってたからね‥。
そして分娩台で子宮口がどれだけ開いてるか確認したところ
あぁ!もう8センチも開いてるさ!もう産まれる!ごめんね〜と言いやがった。(覚えとけよオマエ)
なっ!?言っただろ!?てか、ずっと言ってただろ!?
すぐに産む体制に入った。長い時間放置され、時刻は夜の8時頃になっていた。
ずっとキツかった。マジで死んだ方がマシだと思ってた。
サバイバルナイフでえぐられ、鼻から冷蔵庫を突っ込むような…激痛。(?)
もう産む頃には完全に麻痺していて、陣痛が痛過ぎてお股をじょきじょきっと切るのも何も感じなかった。
もう産むぞって時に母が、「あぁ!デジカメ!早く撮らなきゃ!あぁ〜初めてだから使い方がわからん〜どうしよう〜」みたいなことぬかしやがった。
もう完全に無視して出産に集中していたら、急に母が パシャパシャ☆いろんな角度からパシャパシャ。
ワタシが死にかけてるそばから、パシャパシャ。顔もパシャパシャ。
もう地球が沈没すればいいのに と思った。
そして!!!!!!!!!!!!!
第一子長女が誕生しました!!!(泣泣泣)
夜中の3時すぎに破水して、それから朝昼晩とどうにか乗り越えて夜の8時過ぎにようやく出産できました。
そして思った。
絶対に絶対に絶対に二度と忘れないからな!覚えとけよ!と。
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